意見が一致してからも話し合う。
今日は、一つおもしろいことを学びました。
それは、議論の際に例え人と意見が一致したとしても、
「すぐに最終決定とせず、一度、お互いがその意見に至った情報(背景)を交換する」
ということです。
例えば、友達との晩ごはんを決める際にも意見は一致したが、ベストな回答は他にあるということが起こります。
誰かと食事を決める際には、ある程度、相手の好みを反映させるはずです。
(自分が今タイ料理を食べたくても、パクチーが嫌いな人との食事の候補にタイ料理をいれない感覚です。)
この時にこちらが、勝手にタイ料理を削除していますが、相手はパクチーはダメでも、ガパオライスが食べたい可能性はあります。
なので、この時に「自分はタイ料理を食べたいが、パクチーが嫌いなことを知っているからタイ料理を候補から外した」という情報を相手と交換すれば、
お互いにとってベストな<タイ料理>という選択肢をとることができます。
タイ料理の例えが良いかは別として、ここで言いたいのは、「議論の際にお互いに安全策を選んでる可能性がある」ということです。
料理を決めるくらいなら、そこまで重要な選択ではないし、仲の良い相手であればお互いの意見もぶつけやすいと思いますが、
もっと気を使う間柄の方との議論の時には「意見が一致してよかった。と早々に安心してしまいそうです。(自分はやります。)
相手も自分と同じだけの情報をもって同じ結論に至った」と勘違いせず、背景の情報まで共有する。
軽い場面でやりすぎると嫌がられそうですが、こういうコミュニケーションが取れると気持ちが良いのだろうと思います。
実践!